The AeroMark®
AeroMark®は、航空機のバックライト付きパネルレーザーマーキングおよびその他の航空宇宙部品メーカー向けの完全にMIL-STDやUIDのコンプライアンスに合致したアプリケーションソリューションです。
1972年にロッキードマーティン社のためにカスタマイズされ、コントロールレーザー社のレーザーマーキングシステムから発展して確立されたレーザーバックライトアブレーション技術
2014年に登録商標


主なお客様は、軍用、民間航空機およびロケット関連製造会社、防衛エンジニアリング会社、およびバックライト付きアビオニクスパネル、航空機およびロケット部品のその他のジョブショップ、および航空宇宙サブアセンブリの製造会社となります。
私たちの航空宇宙分野のお客様
スペースX、NASAジェット推進ラボ、NASAジョンソン宇宙センター、ケネディ宇宙センター、NavyAir、ロッキードマーティン、レイセオン、ハニウェル、GEダイナミクス、ボーイングディフェンス、BAEシステムズ、Orbit Science、航空宇宙ラボ、グッドリッチ、ブラジル航空委員会など!
航空宇宙用レーザーアプリケーション
航空宇宙産業に代表される材料
チタン、アルミニウム合金、ステンレス、軽鋼複合材、グラファイト、ポリマー、カーボンファイバー、ABS、ゴム、ナイロン など、その他幅広い航空および航空宇宙デバイスの材料に適用可能
材料に確実にマーキングされるかどうか試したい場合は、コントロールレーザー社アプリケーションのプロフェッショナルによる無償のサンプルテストをお試しください。


洗練されたレーザー技術
レーザーアプリケーションは、従来のプロセスのピーニング、ロールスタンピング、グルービング、エンボス加工、点描、スクライビング、サンドブラスト、化学エッチング、およびカラー印刷を完全にまたは部分的に置き換えることができます。 コントロールレーザー社のレーザー装置は、定められた規制に対し準拠した高品質のマーキングと深い彫刻に最適なソリューションをご提供します。
さまざまな用途に対応できるレーザー装置
このレーザーマーキングおよび彫刻の技術を使用すれば、木目や陰影のパターンを作成したり、パーソナライズされたサインをエンボス加工したり、特定の種類のステンレスやチタンでレーザーマークの色を作成したりできます。 AeroMark®レーザーマーキングおよび彫刻機は、自動ロードおよびアンロード用の構成にも対応できるため、セットアップ時間や人件費を大幅に節約することが可能です。


システムの機能特長
メンテナンスフリーのレーザー光源
コントロールレーザー社のレーザー源はメンテナンスフリーであり、消耗品や高価な交換部品は必要ありません。
作業エリアで発生する塵や有害な煙を処理するためには、集塵機システムが必要となります。
大径のスキャニングフィールドレンズを採用
コントロールレーザー社のエンジニアとソフトウェア開発者は、ご希望の アプリケーションに合わせたビームデリバリーを特別にカスタマイズできます。
カスタマイズ・ビームデリバリー・エンジニアリング
コントロールレーザー社のエンジニアとソフトウェア開発者は、ご希望のアプリケーションに合わせたビームデリバリーを特別にカスタマイズできます。
ソフトウェアアップグレードオプション
コントロールレーザー社のソフトウェアには、アップグレードオプションとして、レーザーの機能を拡張するために活用できる多くのモジュールがございます。
XYZRの多軸制御によりさまざまな形状でも加工可能
コントロールレーザー社製のLaserMarkingStudio™ソフトウェアは、外部にあるX,Y軸のスライダーなどの構成とインターフェースすることができます。 このソフトウェアには、レーザーの下まで部品を移動させたり、レーザースキャンヘッドを部品の上で移動したりするための軸制御が組み込まれています。
リニア制御ロボットにより広大なエリアを加工可能
産業用XYZ軸リニアロボットを使用して、レーザースキャンヘッドを部品の真上に配置できます。 これによりマーキングエリアや角度を大幅に拡大することができます。
XYZリニアロボットオプション
このオプションには、レーザースキャンヘッドをレーザーフィールドのさまざまな領域の上に配置するための産業用多軸リニアロボットガントリーシステムが含まれています。 機械を絶えずリロードする必要なしに、複数の部品に印を付けたり彫刻したりします。 拡大されたワークスペース、作業領域、およびレーザー領域により、ユーザーは大きなオブジェクトにマークを付けて彫刻することができます。
6関節のロボット統合システム
ロボットによるワークピースの保持と移動のプログラミング
6つの関節があるロボットをレーザープロセスと統合して、ワークピースを保持したままレーザーフィールドに移動させることができます。 弊社のコラボ・ロボット(コボット)は、さまざまなワークピースを保持するための新しいタスクをすばやくプログラムすることができます。
ロボットアームに搭載されたレーザースキャンヘッド
このタイプのシステム構成の例として、6つの関節があるロボットアームの端にレーザースキャンヘッドを取り付けることができます。
マルチポジションの回転式ダイヤルワークステーション
コントロールレーザー社の回転式ダイヤルワークステーションオプションは、マーキングまたは彫刻用途として効率の良い半オートメーション的な使い方が可能です。 ワークピースとその治具は、ダイヤルワークステーションの固定プレートに取り付けます。 ワークピースは装置の前面からロード出来るように配置され、マーキング位置に移動するためにステーションが回転します。 ダイヤルワークステーションは、28インチ(約710mm)の2ポジションタイプ、36インチ(約910mm)、48インチ(約1220mm)の4ポジションタイプ、全部で3つサイズの標準テーブルサイズが用意されています。 ご要望に応じて、カスタムでのサイズと構成について、ご相談を受け賜わります。
コンベヤーとエア駆動によるグリッパー可動部の制御
コントロールレーザー社のエンジニアリング部門とソフトウェア部門は、ピック&プレースの現場のためにエア駆動によるグリッパー可動部を備えたセンサーからのI / O信号を受けて、ワークピースのコンベヤーへの移動や、レーザー照射など、独自のソフトウェアを構成できます。
ビジョンシステム
ビジョンシステムは、レーザービーム、カメラとミラーシステムが組み合わされたシステムです。彫刻/マーキングエリアにあるワークピースを実際に確認しながら配置させるために使用できます。 このシステムは、加工後の検証や、重ね合わせ機能を使用したマーキングエリアの位置決めにも使用できます。 ビジョンシステムは、オペレーターへの扱いさすさと作業時間を最小限に抑えて確実な作業をするのに理想的なシステムです。
過酷な環境からの保護
設置される環境が、例えば、夏場熱すぎたり塵や油などで、過酷な環境と見なされる場合は、環境保護対策コンポーネントオプションを選択して頂き、すべてのコンピューターおよびレーザーコンポーネントが外部の汚染物質から保護することをお勧めします。 このコンポーネントによって、ほこりや油の粒子がシステム内に悪影響を与えないように、フィルター付きの空調ボックスに封入できます。
I/O入出力が統合されたソフトウェア
コントロールレーザー社のソフトウェア部門は、ご希望に応じた制御を構成するためにサードパーティのI/Oインターフェイスを統合することができます。
AeroMark®の歴史
航空宇宙アプリケーションの実績
1970 – プラット・アンド・ホイットニー社のアビオニクスパネル用のバックライト付きレーザーアブレーションアプリケーションを開発
1997 – 12インチの大規模で高精度な光学およびリニアモーション同期システムを開発
1998 – マーキングの位置決めとそのマーキング結果検証のための統合マシンビジョンシステム
ブランドの確立
2004 – コントロールレーザー社のアプリケーションチームが、バックライト付きレーザーアブレーションコンプライアンスプロジェクトの開発を開始
2013 – ITAR(輸出管理)に影響しない手順を確立
2014 – 登録商標およびマスマーケティング
ブランドの進化
2015 – 新しいQCWファイバーレーザー光源統合ソリューションを発表しました。 新しい高品質な塗料層の除去プロセスに対応
2016 – セクショニング部およびスティッチング機能を強化したLMSバージョン3.1をリリース
2017 – 6関節のロボット統合オプションを発表